24歳で上咽頭癌になっちゃいました。(現在31歳)

24歳で癌になってしまったが、今31歳元気に生きています!

上咽頭癌日記【ep4:告知】

 

rikuzow.hatenablog.com

 ↑前回の続きです
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九州の博多へ転勤してきて、生活にも慣れてきた。

 

とりあえず友達もいないし、営業所だから人も少ないので

 

ひとり遊べる楽しみを探していた。

 

埼玉時代には考えられなかったけど、

 

仕事終わりにスポーツジムやサウナいって体動かすのが趣味みたいになり

 

ほぼ毎日のように行っていた。

 

いたって健康体

 

仕事は相変わらずな感じだったけど、この趣味のおかげで

 

うまくストレス発散ができていたんだと思う。

 

 

そして

 


2011年5月末・・・

 


序章でかいているので↓のブログを見てもらいたい

 

rikuzow.hatenablog.com

 


僕は会社で仕事もせずにずっと病気のことを調べていた。


珍しい病気らしくあまり情報はたくさんはなかったが


調べれば調べるほど自分の症状がその病気にあてはまる・・・


もう頭の中はぐちゃぐちゃです。。。


その日たしか所長とご飯を食べにいったような気がするけど


心ここにあらず状態だったとおもう・・・

 

 

次の日

 


通っていた耳鼻科の病院に紹介された九州がんセンターへ。

 

紹介状をもっていって、自分の名前が呼ばれるのを待った。

(この時もいろんなことを考えていたと思うが、もう忘れてしまったな・・・)


「リクゾウさん中へどうぞ」

 

僕は入っていく。

 

病院の先生は紹介状を確認して、

 

さっそく内視鏡で鼻の中を確認した。


そして、鼻の奥にある出来物の細胞を採取するために


器具を鼻の奥の方へぐいぐいといれていく・・・

 


「ちょと痛いかもしれないけど、我慢してね」

 

と、次の瞬間・・・・

 

 

 

ブチブチ・・・・!!!

 


体の中から聞こえる音が脳内に響きわたる・・・

 

そして痛い・・・!!

 


細胞を引きちぎられて採取はなんとか終わった。

 


そしてまた診察席にもどり先生が

 

「まだ検査結果でてないから、100%じゃないけど、
内視鏡で見た感じと症状から”咽頭”っていう癌ですね」

 


・・・・・・・・・

 

 

癌?

 


おれが?

 


24歳なのに?

 


あれ?

 


こういうときって、

 

「今日はご家族の方とご一緒ですか?」

 

とかって言われて、


まずは家族とかに先に告知するもんだと思ってた

 


けど、もういきなり本人に

 


告知キターーー

 

がんを告知されたら読む本―専門医が、がん患者にこれだけは言っておきたい“がん

がんを告知されたら読む本―専門医が、がん患者にこれだけは言っておきたい“がん"の話

 

 

 


でも、前日にある程度その可能性はあるなとは思っていたので、

 


意外と冷静だった。

 


細胞の検査結果はまた後日ということで、

 

その時はできればご家族の方と来てくださいと言われた。


病院を出てすぐ、まず妹に電話をした。


たまたま仕事が休みみたいだったので、連絡がつき、


かなり久しぶりの電話でいきなりこんな話とは思ったが


今までの流れを話した。


すごく冷静に。


妹から家族に伝えといてと言っておいた。

 

きっと家族の方が頭真っ白状態になっただろうな。

 


会社にもどり所長に報告。

 

その日から検査結果を聞きにいくまでは会社には来てたけど


営業にはでず、ずっと内勤していた。

 

内勤といっても、たぶん仕事できなくなるだろうから、

 

引き継ぎの準備というか、データ整理などをしていたと思う。

 

 

そして数日後

 


実家兵庫県から、妹と祖母に来てもらい

 

がんセンターへ一緒に行き

 

一緒にがん告知を受けました。(24歳の6月)

 

 

 

 

続く