上咽頭癌日記【序章】
*約7年前の出来事です*
あれは2011年の5月末だった・・・
九州は福岡県、とれも暑い日々が続いていた
M上司「あと売り上げどれくらいいきそうや!?」
僕「あと〇〇万くらいはいけると思います!💦」
数時間後・・・
僕「あと〇〇万発注あがってきます!」
T上司「まじかぁ、ほんまありがとう!」
こんな感じで5月の末、売上予算達成のため、
営業の僕は取引先に電話をかけまくっていた・・・
そしてなんとかギリギリ最終日に予算達成が確実となり、
最終日は少し仕事を早めに終えた。
その日、前から滲出性中耳炎で全然聞こえなくなっていた右耳の治療のために、
普段は土曜日にしかいけなかったが、仕事終わりに耳鼻科行ってみた。
医者「まだ治らんかぁ・・・ もう一回切開してみる?」
僕「お願いします・・」
この時点で僕はすでに2回鼓膜切開を経験済み。
切開すると溜まってる水が抜け、耳が聞こえるようになる。
が、しかし、
数日たつとまたもとにもどってしまうのだ・・・・
医者もなかなか治らないとのがおかしいと思い、
切開する前に一度内視鏡で鼻から内部を検査することになった。
初めてだったので、怖かったがそんなに痛くもなく内視鏡が鼻から入っていく・・・
と、すぐに医者が・・・
「うわ!原因はこれったい! 若いのに・・・・」
え?
若いのに??
どゆこと????
僕の頭は???でいっぱいになりました。
すると医者は内視鏡で撮った写真を見せてくれた。
なんか白いデカイできものがある。(これはいったい・・・・)
医者「ちょと大きい病院紹介するからいついける?」
僕「えーっと、仕事があるので平日は・・・」
医者「仕事なんかしとる場合じゃないったい!!
すぐいかなあかん!!明日いけるか?」
僕「あ、はい。わかりました」
医者は助手に冊子をとるよう支持をし冊子が運ばれ紹介状を書いてくれている。
助手「明日は〇〇先生の診察日じゃないから無理では?」
医者「いや〇〇先生はとは知り合いだから個人的にあとで電話しとくからいいんだ!」
(若干切れ気味)
助手「あ、そうですか・・・」
こんなやりとりがされていた。
で、紹介された病院が
「九州がんセンター」
がんを告知されたら読む本―専門医が、がん患者にこれだけは言っておきたい“がん"の話
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がんセンター?
え? おれガン??
まさか、おれ24歳やで?
酒は飲むけどタバコも吸わんし、
まさかwwww
まさかな・・・
・・・・・
病院をあとにした僕はすぐさまT上司にすぐ電話で報告した。
そして翌日の仕事を休み九州がんセンターへ行くことになったのである・・・
◆エピソード1◆↓